組合について

組合について

五百年の技術を、未来のテキスタイルへ。

鈴鹿山系から美しい水が流れる滋賀県の湖東地域。
琵琶湖からの湿潤な空気と鈴鹿山脈系からの美しい水が流れるこの湖東地域は、麻の織や仕上げなどに適した環境であり、古くから麻織物の生産が盛んに行われてきました。

室町時代から麻織物の産地として知られるこの地で、私たち湖東繊維工業協同組合は、麻織物の伝統と技術を受け継いでいます。
「麻」という繋がりから、湖東繊維工業協同組合は1958年に誕生しました。私たちは「近江の麻」の織物産地として古い歴史を持ち、糸加工・染色・製織・整理加工までを一貫して産地内で行える特徴を持っています。


現在も、先人の知恵と技術を受け継ぎ、時代に応じて昇華させながら、ライフスタイルに寄り添う麻製品を提案。常に時代の先を見て変化し続けてきた私たちは、この伝統を大切にしながら、麻だけにとどまらない新たな挑戦を続けています。


挑戦し続ける、組合の多様な力

私たちは、麻だけではなく、他の天然繊維や合成繊維、新素材の混繊糸との交撚、交織、糸加工技術、整理加工方法など、新しい発想と感性による新製品の開発に意欲的に取り組んでまいりました。

私たちの組合員は、多様な事業と専門性を持ち、産地全体の「未来のテキスタイル」を創造しています。

・300年近く晒と染色に向き合う工場
・麻や繊維製品を国内外に発信する専門商社
・伝統技法を広く一般に普及する織元
・最先端の分野に挑戦し続ける企業
・ものづくりを体験するギャラリーや、子供たちにもものづくりを伝える教室

事業内容はさまざまですが、先人の思いや産地の繋がりを大事にする心、常に本質を見極める目、先を見通す力は組合全体で共通しています。

新たな取組み

最近では、若手職人の発想で「職人技」と「ストリートカルチャー」をかけ合わせて生まれた「蒟蒻麻絲プロジェクト」など、新しいものづくりにも積極的に取り組んでいます。


経験豊富なベテラン職人とともに若手の職人も活躍により、日々試行錯誤して生まれる様々な商品。


私たちは、これからも生活文化提案型産地として、皆様のご期待に応えられる商品開発をめざします。


所在地/連絡先

団体名:湖東繊維工業協同組合
所在地:〒521-1221 滋賀県東近江市垣見町760番地 
TEL:0748-42-0398
FAX:0748-42-3989 
MAIL:kotosen@mx.biwa.ne.jp